エコワンへの交換はどんな家庭に向いている?入替で検討したいケースを解説
エコワンへの交換を考えたときに、
「うちでも候補になるのか」
「エコキュートではなくエコワンを選ぶ意味があるのか」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
エコワンは魅力のある給湯器ですが、既存住宅の交換では、今の設備や暖房の有無、設置条件によって向き・不向きがあります。
この記事では、エコワンへの交換が向いている家庭と、慎重に見た方がよいケースをわかりやすく整理します。

エコワンへの交換を考える方が最初に知っておきたいこと
エコワンを検討するときに、最初に知っておきたいのは「性能が高いかどうか」だけではありません。
既存住宅の交換では、次のような点の方が実際には重要です。
・今の給湯設備から入れ替えやすいか
・ガスをどれくらい使う(使いたい)か
・暖房設備があるか
・設置スペースや配管条件に無理がないか
・初期費用とトータルコストが自分の場合どうなるか
エコワンは新築ではもちろん、給湯器やエコキュート・エネファームからの取替として検討される方も多い機器です。
ただし、エコワンが向いているかどうかは家ごとの現在の状況によります。
まずは比較表で全体像を見ておきましょう
まず、「どんな家ならエコワンが向いているか」を比較表で確認してみましょう。
エコワンへの交換が向いているケース・慎重に見たいケース
| 項目 | 向いているケース | 慎重に見たいケース |
| 今後の設備 | ガス設備を今後も使う | 完全オール電化に寄せたい |
| お湯の使い方 | 使用量が多い | 使用量が少ない |
| 暖房設備 | 床暖房・浴室暖房がある | 暖房設備がない |
| 交換時の考え方 | 使い勝手や光熱費も考えたい | 初期費用を最優先したい |
| 設置条件 | スペースに余裕がある | 狭い場所や高所にある |
この表はあくまで目安ですが、取り換え時の考え方として参考にしてください。
エコワンへの交換が向いているケース

今ガスを使っている住宅
今ガス給湯器を使っていて、今後もガスを使いたいという家庭には、エコワンは比較的向いています。
エコワンはガスと電気のハイブリッド給湯器なので、ガスを使うことが前提となります。
既存住宅での給湯機器交換では、「オール電化に振り切るほどではないが、今より省エネ性は上げたい」という考える方も多くいます。
そういうご家庭には、エコワンは候補の一つになるでしょう。
お湯の使用量が多い家庭
家族人数が多い、浴槽のお湯張り頻度が高い、シャワー使用量が多いなど、お湯の使用量が多い家庭では、エコワンを検討するとガス代の節約になるケースがあります。
エコワンはヒートポンプだけでなく、高効率ガス給湯器を組み合わせた構成です。
交換を検討する際、「家族が多くてお湯をよく使う」「冬場のガス代が高い」家庭は、単純な機器の初期費用の比較だけでなく、ランニングコストも重要です。
そういうときに、エコワンのようなハイブリッド機も検討してみるとよいでしょう。
床暖房や浴室暖房乾燥機(カワック)がある家庭
温水暖房を使っている家庭も、エコワンの交換に向いています。
エコワンは、給湯だけでなく床暖房・浴室暖房乾燥機などの温水暖房にも対応しています。
既にガス温水暖房を使っている家では、給湯+暖房機能を持った機器が必要になります。
「今まで通り快適に過ごすには、お湯だけでなく暖房も必要」なので、エコワンは候補の一つになります。
お湯切れの不安がある家庭
エコキュートを検討していても、「湯切れが少し不安」「使い方の変化に柔軟な方がいい」と感じる家庭では、エコワンが比較候補になります。
エコワンはガスと電気を組み合わせて給湯する仕組みなので、エコキュートと給湯器の良い所どりの商品です。
実際の交換相談では、光熱費だけでなく、使い勝手や安心感を重視する方もいます。
そういう家庭では、エコワンが合っていることがあります。
完全オール電化までは考えていない家庭
「今の家でオール電化に切り替えるつもりはない」「ガスを残したまま省エネにしたい」という家庭にも、エコワンは候補になります。
エコワンはガスと電気のハイブリッド、エコキュートは電気中心の給湯器なので、ハイブリッドなら電気ガス併用、エコキュートなら電化に寄せることになります。
取り換え時には、ここがかなり大きい分かれ目です。
「何が一番省エネか」だけでなく、今の暮らし方に合うかが重要です。
エコワンへの交換が向かないことがあるケース
初期費用をできるだけ抑えたい
エコワンは、給湯器やエコキュートに比べると初期費用がかかることが多いです。
エコワンは本体価格に加え、基礎や電気工事が必要になることも多くすべて合わせて80万程度になることもあります。
ただし、導入時期によっては高効率給湯器向けの補助金対象になる場合があり、初期費用の負担を軽減できることがあります。
交換を検討するときは、本体価格だけでなく、その時点で使える制度があるかもあわせて検討してみましょう。
補助金の最新情報を確認したい方は、
給湯省エネ事業の解説記事 もあわせてご覧ください↓
設置スペースや配管条件に制約がある
既存住宅での入替では、置き場所や配管条件が大きなポイントです。
エコワンはタンクとヒートポンプ、高効率ガス給湯器を組み合わせるため、単純な壁掛け給湯器の取替と違い、設置スペースの確保や配管距離の制約などの条件を満たす必要があります。
そのため、スペースが限られている、配管の取り回しに制約がある、既存設備の位置が2Fのベランダにあるなどといった場合は、候補から外れることもあります。
費用対効果が出にくいケース
エコワンは魅力のある機器ですが、どの家庭でも省エネ効果が高いとは限りません。
お湯の使用量が少ない、暖房設備を使っていないという家庭では、交換後の費用対効果が想定より少ないケースがあります。
エコワンにすること自体を目的とせず、自分の使い方に合った機器を選定することが重要です。
ご家庭ごとの使用湯量や暖房の使い方、地域条件などによって結果は変わるため、光熱費は一律に判断せず、シミュレーションも参考にしながら見るのがおすすめです。
実際に、リンナイ公式サイトには地域や新築/買替え条件を選んで試算できる光熱費シミュレーションがあります。
プロパンエリアでは、もともとの給湯コストが高い分、交換後の光熱費削減メリットが大きく出るケースがあります。
ただし、実際の差は地域や契約単価、使い方によって変わるため、自分の家庭と同条件でシミュレーションするようにしましょう。
シミュレーションはこちら↓
(参考)リンナイ公式|ECO ONE(エコワン) 光熱費シミュレーション
比較せずに決めると後悔しやすいケース
エコワンは、エコキュートや高効率ガス給湯器と比較されやすい機器です。
ただ、「良さそうだから」で決めると後悔しやすいです。
条件に合えば良い商品ですが、実際の検討では他機器との比較も行いましょう。
既存住宅の取り換えでは、
・今の設備
・設置条件
・暖房の有無
・使い方
を踏まえて比べた方が失敗しにくいです。
比較表で「交換前に確認したいこと」を整理
ここでは、エコワンへの交換前の確認ポイントを表形式でご紹介します。
交換前に確認したい項目
| 確認したい項目 | 見たい内容 |
| 現在の設備 | ガス給湯器か、給湯器は暖房付きか |
| 暖房設備 | 床暖房・浴室暖房乾燥機の有無 |
| 設置スペース | タンクや機器の置き場が確保できるか |
| 配管条件 | 既存配管から無理なく交換できそうか |
| エネルギー方針 | ガスを使うか、オール電化にするか |
| 優先順位 | 初期費用、光熱費、使い勝手のどれを重視するか |
交換前に確認したいポイント
今の給湯設備の種類
まず確認したいのは、今使っている設備が何かです。
・ガス給湯器(暖房機能のない給湯器)なのか
・給湯暖房熱源機(暖房機能のある給湯器)なのか
暖房機能のある給湯器であれば、ガス使用量が多いケースも多く、エコワンへの交換向きといえるでしょう。
暖房設備の有無
床暖房や浴室暖房乾燥機を使っている場合は、給湯に加え暖房についても考える必要があります。
エコワンは温水暖房に対応しており、給湯と暖房の両方が必要な家庭では候補の一つになります。
設置スペース
交換の現場では、エコワンがおけるスペースを確保できるかがかなり重要です。
「性能が良いから入れる」ではなく、
既存住宅で無理なく納まるかを先に確認する必要があります。
ガス・電気の使い方
家の方針として、今後どういうエネルギーの使い方をしたいのかも大事です。
・ガスを残したいのか
・オール電化に寄せたいのか
・暖房も必要か
・給湯だけでよいのか
上記を明確にして、エコワンが候補になるかどうか判断するようにしましょう。
エコワンが向いているかどうかは、性能だけでは決まりません。
今の設備や設置状況によって、候補になるケースとそうでないケースがあります。

※LINE・電話・フォームどれでもご相談いただけます。
エコワン設置を迷う段階で確認しておくと、交換後に「思っていたのと違った」と後悔することを防ぐことができます。
エコワンへの交換を検討している方へ
エコワンは、既存住宅の交換候補として魅力のある機器ですが、誰にでも一律に向いているわけではありません。
特に、
・今もガスを使っている
・給湯負荷が高い
・床暖房や浴室暖房乾燥機がある
・完全オール電化までは考えていない
といった家庭では、交換候補として検討すると良いでしょう。
一方で、
・初期費用を最優先にしたい
・設置条件が厳しい
・比較せずに良さそうだからで決めてしまいそう
という場合は慎重に検討するようにしましょう。
エコワンが自宅に向いているか、今の設備から交換できそうかを知りたい場合は、早めに確認しておくと交換の際にスムーズに進めやすくなります。

※LINE・電話・フォームどれでもご相談いただけます。
向いているかどうかの確認も含めて、まずは現在の設備状況からご相談いただけます。
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